私の推しお菓子と土星の環の観測(HIDA)

こんにちは!

気づけば前回のコラムから2カ月近く空いてました・・・
関西天文サークル星宿のHIDAです^^

コラム第27回目になります。

今年も1年終わるの早そうですね~
今年の約半分が終了したとニュースになっていました(;^_^A

コラムもちょっと油断すると間が開いてしまいます・・・・

ネタが・・・ネタさえあれば書けるのだが・・・・

 

 

余談 みなさんお菓子は好きですか?

 

残念ながら余談に使えるようなネタが見つからなかった為、今回は勝手に私が最近みたTVの企画から書き込んでいきたいと思います(`・ω・´)

 

みなさんお菓子は好きですか?

 

最近は海外で流行っているオシャレなスイーツなどがよく取り上げられますが、そんな中、私が大好きな芸人バナナマンさんとアイドルグループ乃木坂ちゃんがやっている番組「乃木坂工事中」でメンバーが好きなお菓子No.1を決めるという企画が行われていました。

スイーツではなくお菓子に注目するあたり庶民的でいい企画だなと思いました(ノ∀`*)ペチ

 

私が大好きな「堅あげポテト」や「カールうすしお味」、「キャラメルコーン」などが紹介された一方で、
韓国系のお菓子や関西では売っていない「ハートチップル」、「花畑牧場かりんとう生キャラメル」など食べたことない、けど一般に売られているお菓子なども紹介されていました。

 

企画では「しお部門」、「あま部門」、「チーズ部門」、「その他酸っぱい部門」と各部門でお勧めお菓子をエントリー、実際に食べてみんなの投票で1位を決めていました。

 

今回私が気になったのは先にも書きましたがあま部門で1位を獲得した「花畑牧場かりんとう生キャラメル」です><

 

(https://www.hanabatakebokujo-store.com/SHOP/11191.html)

 

私は食べたことないのですが、番組内ではバナナマンさんや乃木坂ちゃん全員から高評価!
同時にTwitterも見ていたのですが食べたことのある方たちは1位文句なしとダメ押しの高評価!

これはですね、さすがに私も気になりまして後日近くのスーパーやドン・キホーテを探し回ってみたのですが売っておらず・・・・・もしかして関西では販売されてないのでしょうか?

 

北海道のお菓子らしいですが東京駅等では売られているみたいです。

私の友人はわざわざ取り寄せをしてまで購入に踏み切っていましたが、なんとこの番組の後大量の注文が入ったらしく生産が追い付いてないとか・・・・・乃木坂ちゃんの影響力はすごいですね~

 

まぁ乃木坂ちゃんが紹介すると乃木ヲタは何でも買うで有名なんですが(;^_^A

 

 

私は次回関東行ったときにでも買ってこようかなと思っていますが、お菓子も探求してみると知らないものが沢山出てきますね~

他のお菓子も気になる方は是非乃木坂ちゃんのYouTubeチェンネルにアーカイブが残っていますので見てみてください^p^

 

【公式】「乃木坂工事中」# 414「最強スナック菓子決定戦 前編」2023.06.04 OA

 

【公式】「乃木坂工事中」# 415「最強スナック菓子決定戦後編/こんな子いたかな?前編」2023.06.11 OA

 

 

・・・・余談中の余談ですがカールって西日本でしか販売されなくなっていたんですね、知らなくて驚きです(・x・;

カールのうすしお味は私の推しです!

 

 

星宿のお菓子の質を上げていく運動

 

さて、これだけではホントにただのお菓子とアイドル番組を紹介しただけになるので、ここから星宿にも繋げてみたいと思います。

星宿では!!!

 

イベント時にお菓子の持ち込み大歓迎です!!(←星宿主の許可得ずに発言しています・c・)

 

雨が降ったり曇ったりするとテントでお菓子を食べながらゲームをすることが多々あります。

実は地味に思っていたことがありまして・・・・毎回コンビニの普通のお菓子飽きたな・・・と(笑)

これを機に、私は次回の活動でおいしそうなお菓子を持ち込んでみようかなと思っております!

 

星宿は最近機材の質、個々の技術力・知識の向上が華々しいです!

足りていないのはお菓子の質!!

 

と、いうことで筆者は星宿のお菓子の質を上げていく運動をしていきたいと思います(`・ω・´)

是非イベントにご参加されるみなさまもお勧めのお菓子ありましたら持ち込んでみてください。
私においしいお菓子を教えてください^p^

 

 

トータルして星に関する記載は何も記載していないですが・・・・
そこは次のNASA記事紹介でカバーします(;^_^A

 

 

 

╰( ^o^)╮-=ニ=一=三 【閑話休題】 三=一=ヽ(・ω・ヽ*) キャッチ!!

 

 

土星の環の観測

 

さて今回はNASAが出しているハッブルサイト側の記事を紹介していこうと思います。

コラム2回分ほどジェイムズ・ウェッブ側の記事を記載していたのでこちらはネタが増えていました^p^

 

タイトルは
「A Rain of Icy Particles Is Affecting the Giant Planet's Weather」
=「氷の粒子の雨が巨大惑星の天気に影響を与える」
(March 30, 2023)

 

今回は土星の観測、それも過去40年の間に得たデータも含めて研究者が導き出した成果物が記事となっております。

土星と言いますとね、知らない人はいないのでないかと言われるような代表される太陽系惑星であり、やはり印象に残るのは「環」ですよね。

 

 

簡易望遠鏡でもその姿を確認することができ、神秘性を遺憾なく発揮してくれています。
そんな土星の環ですが、研究者にとっては見た目ほど穏やかではないという印象持っています。

この記事曰く・・・土星の環の粒子が削れて大気中に降り注いでいるようなのですよ(;^_^A

 

先に記載しておきますが、土星の環は氷の粒子の集まりです。

氷の粒子の集まりが土星の周りをグルグル回っており、太陽の光を反射して我々に姿を見せているのです。
下記はイメージ図です。

 

(https://www.astroarts.co.jp/news/2007/12/18saturn_ring/index-j.shtml)

 

氷の粒子が土星の周りを回っているのは、土星そのものの重力と回転による遠心力が釣り合っているかとイメージしてもらうのが良いかと。

そもそもこの氷の粒子の集まりが土星の大気に降り注いでいることは、以前の研究から明らかになっていました。

今回の記事はそこからさらに一歩進んで、この土星に降り注いでいる粒子が土星の大気層で加熱されているということを発見したということになります。

 

実はこの現象は太陽系では見られたことがなく、土星と環との間の予期せぬ相互作用でもありました。

この発見に至るには今回のハッブル宇宙望遠鏡の成果が出る以前に行われていたNASAの土星探査ミッションがキーになっていました。

 

NASAの惑星探査ミッションは過去4回行われ約40年分のデータが存在しているといわれています。

 

ミッションには1980年代に土星の近くを飛行し、過剰な紫外線を測定した2機のNASAボイジャー探査機からの観測(当時の天文学者はこの測定結果を検出器のノイズとして無視していた模様。)、2004年に土星に到着したカッシーニ計画などであり、大気の紫外線データが数年間にわたって収集されました。

その他ハッブルと、1978年に打ち上げられた NASA、ESA (欧州宇宙機関)、および英国の科学工学研究評議会の間の国際協力である国際紫外線探査機からも紫外線データが得られました。

ですがいずれもデータの信憑性を立証できず、仮説なのか、事実の現象なのか疑問が残されたままでした。

 

 

上記画像はハッブル宇宙望遠鏡が捉えた画像とは異なりますが、1980年から2017年の間にボイジャー1号、カッシーニ、ハッブル宇宙望遠鏡という3つの異なるNASAミッションによって検出された、持続的かつ予期せぬ過剰である水素からの放出(ライマンα線)を示した土星の合成画像(紫外線画像)です。

土星の環は紫外線太陽光の反射がはるかに少ないため、惑星の本体よりもはるかに暗く見えていますが、環と暗い赤道領域付近ではライマンα線(上写真の青色部分)が周囲より顕著に見えています。

木星の中にも季節や緯度の影響がある為ライマンα線が見えていない部分もあります。
逆にライマンα線の影響が見えている部分は大気中に降る氷の粒子が大気加熱を引き起こし、上層大気の水素がライマンα線より多く反射している部分であると言えます。

 

つまり最初の話に戻って、土星の環の粒子が土星の大気中に降り注いでいるという研究仮説につながっているわけです。

さて、ここまでの情報を得ていながらこの説を立証に至っていない理由までは素人の私にはわかりませんが、もっと確実性のある証拠が必要だったのでしょう。

そこでこれを立証する鍵は、ハッブル宇宙望遠鏡画像分光器 (STIS) からの測定値を使用するということにあり、となったようです。
このSTISで得たデータは過去惑星探査ミッションで得た全てのアーカイブ紫外線データを校正・比較するために使用されました。

結果、すべてのデータをまとめ、校正することにより紫外線レベルは差がないことが発見され、上記説明も立証されたようです。

 

ただ、今回立証されたことで研究者たちが得たことは土星の環の粒子が土星に降り注いでいるということでありません。

 

環の粒子が降り注ぐ(氷の雨)という立証された説をもって、

①地球上のどの位置からでも、ハッブルのSTISを使用して紫外線の放射レベルを追跡できる
②紫外線放射レベルを見ることで遠く離れた太陽系外惑星等に土星のような環が存在しているかを推定できる。

と、いうことに行きつくのです。

今回の記事は以上です。

 

さて今回は「土星の観測」をテーマとした記事を紹介しました。
研究者たちの調査仮説立証、この繰り返しが宇宙の謎を解明していっているのですね。

 

・・・・・多少拡大解釈して記事を書いていたら申し訳ないです(;^_^A

NASAの記事なので英語で書かれており翻訳しても研究論文のような内容なのでかみ砕いて理解するのが非常に難しいです。。。

まぁNASAの研究員たちが研究している内容ですからね、分かりやすく書いてくれているとはいえ簡単に一般人が理解できるとは思っておりません( ´∀` )

 

星宿のこのコラムでお伝えできるのは宇宙の神秘に少しでも近づいてみる事、その神秘解読をしている人たちの努力を広めることかなと思っています。

タイミングさえ合えば星宿のイベントでも望遠鏡を使って土星をみることは可能です!

参加される方は是非見ていってください!

 

今回も土星関連の動画を載せておきましょうか。
記事の中でも取り上げた土星の環に関する動画を紹介いたします。

タイトルは「【衝撃】地球に土星のリングが存在すると何が起こるのか?

 

この発想はほんとになかったですし、この発想に至ってもどのような結果が生まれてくるのか・・・ここの解をわかりやすく動画にできるのはさすがVAIENCEチャンネルだな~と思いました(;^_^A

10分程度の動画ですが非常に面白いので是非見てみてください!

ではまた次回
( ´Д`)ノ~バイバイ

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