こんにちは!
金曜ロードショーでジブリを見ると夏になったな~とおもいますよね・・・・
と、秋になって書き出します。関西天文サークル星宿のHIDAです^^
コラム第22回目になります。
急激に寒くなり出しましたね!たまに長袖でも寒いです(((=ω=)))ブルブル
日本って、こんなに服装の調整難しい国でしたっけ?
もう少し過ごしやすい気温の時期があった気がしたのですが・・・・
目次
余談(もはや本題) ジブリパーク
今年の夏もジブリが3つ放送されていましたね。
「天空の城ラピュタ」、「となりのトトロ」、「耳をすませば」
夏にやっていた放送をなぜ今になって書き綴るんだ・・・と思われるかもしれません。
実はですね、ご存じの方もおられるかもしれませんが2022年11月1日に「ジブリパーク」が愛知県で開園するのですね。
今回のジブリ放送後にこのジブリパークの情報が放送されていたのでめちゃくちゃ興味持ちまして・・・・
行きてええええええええええええええええええええええ、となりまして・・・・・・・
コラムにでも書いとけば星宿イベントの観光部門に入れてもらえるんじゃね?と思いまして・・・・
書いてみることにしました^p^
ま、現時点でチケットは抽選販売ということで星宿イベントに入れ込むには望み薄いのですが抽選ではなくなった暁には☆☆
メインHPは下記になります。
ですが、私は関西天文サークル星宿のメンバーであり、このコラムは世間の情報8:2と天文記事をで書いているのです!!・・・・
すみません、嘘です・・・4:6ぐらいです(それでも4は多いとか思わないでくださいw)
せっかくなので世間情報枠として簡単にこちらでも紹介していこうかと!
気持ちはヒル〇ンデスやミ〇ネ屋、ラヴィ〇トに負けないぞ!で書いてます・・・・
現在は第1期らしく下記3つのマップが開園予定だそうです。
①「ジブリの大倉庫」
②「青春の丘」
③「どんどこ森」
①「ジブリの大倉庫」
メインと言ってもよいジブリの大博覧会です。
映像展示室や企画展示室、ショップ、カフェが詰め込まれています。
個人的に気になっているのは「映像展示室オリヲン座」「中央階段」「ミルクスタンド シベリあん」です。
「映像展示室オリヲン座」
https://ghibli-park.jp/about/daisouko.html
三鷹の森ジブリ美術館だけで上映されているスタジオジブリ制作の短編アニメーション全10作品を順番に上映するそうです。
映画館オリヲン座って名前がもう昭和を感じさせますよね~
今でこそ無くなったようですが1950年代?の映画館や劇場は「〇〇座」という名前が多かったようです。
歌舞伎座とかは残っているのかな?
ちなみに全国の映画館で星座の名前が入っていたのは「オリオン座」だけだそうで、三鷹の森ジブリ美術館の映像展示室は「土星座」という名前です☆
「中央階段」
https://ghibli-park.jp/about/daisouko.html
1階と2階を結ぶ色鮮やかなタイル装飾の階段だそうです。
いろいろなところにジブリキャラクターが隠れているみたいですよ!
「ミルクスタンド シベリあん」
https://ghibli-park.jp/about/daisouko.html
「風立ちぬ」に登場した、カステラであんこを挟んだお菓子"シベリア"も食べられるそうです。
シベリアとは↓みたいなお菓子だそうで、おいしそうです^p^
このお菓子、発祥地から考案者、名称由来、食品分類に至るまで詳しいことは分かっていない謎なお菓子だそうですw
シベリあんではどんな感じで提供されるんでしょうね~楽しみです(☆0☆)
②「青春の丘」
丘の上から公園を見下ろすのは「耳をすませば」の「地球屋」です。
ベランダからは園内を一望できるそうです。
「地球屋」
https://jouhou.nagoya/ghibli-park/
耳をすませば好きにはたまらんですね、この建物は^p^
バロンや振り子時計などは再現されているのでしょうか?
本当に行ってみたいエリアの1つです!
↓は構想図らしいですが近くには「天空の城ラピュタ」の世界のモデルとなった、19世紀末の空想科学世界をもとにデザインしたエレベーター塔が入口の一つとして完成しています。
ジブリパークとは?エリア別に紹介
③「どんどこ森」
「サツキとメイの家」で「となりのトトロ」の世界感に入り込みます。
裏山の頂上には「どんどこ堂」が待っています。
中に入れるのは子どもたちだけだとか・・・。
https://jouhou.nagoya/ghibli-park/
他にも見どころはたくさんあるので興味ある方は是非公式HPを見てみてください。
2023年には第2期エリアとして「もののけの里」、「魔女の谷」が開園予定だそうです!
構想図の一部をアップです!
「もののけの里」
URL: https://ghibli-park.net/eriabetughiblipark/
ここはやはり「もののけ姫」の舞台イメージですね。
どのように再現されるのでしょうか・・・タタラ場やタタリ神、乙事主が描かれていますね!
「魔女の谷」
URL: https://ghibli-park.net/eriabetughiblipark/
来ましたよ、私の大好きな「魔女の宅急便」、「ハウルの動く城」が舞台イメージのエリアです!
グーチョキパン店とか再現されたりするのでしょうか((*p'∀'q))ワクワク
第二期も楽しみですが私の推しジブリは「風の谷のナウシカ」なのですよね~
ナウシカは大人になってみるとより面白いと感じる作品の一つです。
原作はもっと長く、面白く、シリアスに描かれているので興味がある方は是非読んでもらいたいです(∩´∀`)∩
第三期以降に計画されてくれるのか、とても楽しみです!
╰( ^o^)╮-=ニ=一=三 【閑話休題】 三=一=ヽ(・ω・ヽ*) キャッチ!!
ハッブル宇宙望遠鏡が打ち上げられた1990年
定期的にハッブルサイトを確認し、上がってくる研究成果内容を読んでいるのですが最近の物は難しかったり、あまり興味を持てなかったりとコラムネタに困っているのですよね~
そこで発想を少し変えてみましてとても「古い記事」にはどんなことが書かれているのかな?というテーマに行きつきました^p^
と、いうことで今回はハッブル宇宙望遠鏡が過去に作った成果を見ていきたいと思います。
ハッブルサイトで遡った年代は・・・・「1990年」です!
そもそもハッブル宇宙望遠鏡が打ち上げられたのが1990年4月です。
つまり打ち上げられて早々の記録を見ていきたいと思います。
ついでに最新の写真を載せて比較もしてみましょう(∩´∀`)∩
この30年で技術はどの程度進歩したのか楽しみですね!
では!過去記事にタイムトラベルです!
1990年の「土星」
タイトルは
「SATURN」=「土星」
(November 20, 1990 12:00AM (EST) Release ID: 1990-11)
・・・・・シンプルですね笑
タイトルからしてさほど力が入ってないように見えますが、実際の記事も土星の写真とわずか2行程度の説明が記載されているのみです!
では実際に当時のハッブルが捉えた土星の写真を見てみましょう。
1990年8月26日、土星が地球から13億9000万kmの距離にあったときの写真です。
少し画質が荒いですね。でも私が子供の頃天文の本で見ていた土星はこの写真だった気がします!
画像の色は青、緑、赤の光で撮影された3つの異なる写真を組み合わせることによって再構成されています。
いわゆる合成なのですがこの技術は現在でもつかわれており、現在は可視光以外の波長も写真データに組み込まれたりします。
この当時の画像再構成技術の適用は地上の望遠鏡で行われるよりもはるかに、惑星の環系と雲帯の空間詳細が得られていたそうです。
輪も模様も綺麗に映っており、やはり当時の技術でもハッブルの性能は最高峰だったのでしょうね。
ではこの土星の画像、約32年たった今ではどのよう変わっているのでしょうか?
それがこの写真です。
これは2021年9月に撮影された土星の写真です。
ぱっと見では画質が良くなった?という感じを受けるだけですが、技術として進歩しているのは鮮明な色が出ていることです。
先ほど説明した可視光以外の紫外線や遠赤外線も取り込み色を付けて出せるようになっている為、単に色を付けるだけでなくどういった現象に基づく色なのかなどが解明されるようになったのです。
例えばこの画像からは北半球は初秋、南半球は冬っといった情報を含んでいるそうです^^
1990年の「発見」
さて、もう一記事
次は当時どのような発見がされていたか?です。
タイトルは
「FIRST ESA FAINT OBJECT CAMERA SCIENCE IMAGES - SUPERNOVA 1987A」
=「最初の ESA 微弱物体カメラ科学画像 - 超新星 1987A」
(September 13, 1990 12:00AM (EDT) Release ID: 1990-17)
1990年に撮影されたある画像がハッブルの偉業をより決定的なものとしていました。
それがこの写真です。
これだけではよくわかりませんね?
これはハッブル宇宙望遠鏡に搭載された微光天体カメラでとらえた大マゼラン雲にある超新星1987Aのクローズアップ ビューになります。
1987年2月に最初の爆発が初めて見られて以来、世界中の天文学者が地上と宇宙の両方の機器を使用して超新星1987Aの進化を綿密に監視してきました。
発見から3年半の間に、超新星は最初にその明るさを100倍に増加させ、その後100万分の1にまで暗くなりました。
理論的証拠と分光学的証拠から超新星1987Aは爆発した星の外側の領域が2,000 ~ 30,000km/sの速度で放出され、急速に膨張していることが知られています。
したがって超新星は3年半の期間で直径が約 10 分の 1 光年のサイズ(分かりにくいですが太陽系の約100倍・・・・・つまりでかいw) に達したはずです。
SN 1987A は 170,000 光年離れたところにあるため地上の望遠鏡で解決するには小さすぎます。
ここでハッブル宇宙望遠鏡の活躍です。先ほどの写真に戻ってみましょう。
1987Aの最初の画像が左上のフレームに示されています。
この画像は、波長275nmの紫外光で撮影されました。
右上フレームの画像は似た比較用の星画像ですが、1987Aの画像がかなり広く、明らかにサイズ拡大されていることがわかります。
微光天体カメラの解像度でさえ、詳細な構造を明確に明らかにするにはまだ粗すぎますが、1987Aの爆発する外側が直接撮影されたのはこれが初めて。
ハッブル宇宙望遠鏡の威力を明確に示す偉業です!
下の画像は倍率を下げ1987Aとその周辺を微弱物体カメラで撮影したものです。
中央の天体は1987Aそのもので、左右の明るい天体は比較的明るい伴星です。
この画像は1987A を取り囲む奇妙な発光リングを示しています。
このリングの存在は地上観測と紫外線宇宙観測の両方から以前に収集されていましたが、かすかな物体カメラの画像は、その構造の明確なビューを提供しました。
この距離はリングが超新星爆発によって放出された物質であるには大きすぎるため、天文学者は爆発の前に、超巨星からの「恒星風」によって放出され形成されたガスリングではないかと推測しています。
したがってこのリングの存在は1987Aとして爆発した原始星の性質と歴史を決定するための重要な手がかりを天文学者に提供していると思われています。
以上が今回のコラムとなります。
1990年といえど技術は進んでいましたし、研究もずっと続けられていましたからね。
NASAはずっと最先端の宇宙研究を続けているのだなと改めて感じました^p^
ちなみにこの超新星1987Aの研究は現在も続いておりハッブルが捉えた最新の画像は以下になります。
これは2017年に公開された画像です。
例のごとく色がついていまして、またいろいろと解明されてそうですね!
こちらは気が向けば次回以降のコラムトピックにしたいと思います^p^
またまたちなみに、少し倍率を下げて周辺を撮影したものが下記になります。
初期の記事を漁るのは今回が初ですが面白いものですね。
私はコラムを書く延命措置が見つかったので少し安心しました(;^_^A
ではまた次回( ´Д`)ノ~バイバイ