最新の木星研究と、「木星に落ちたら」(HIDA)

B!

どうもHIDAです。

コラム第4回目です。

3回目書いてから少し時間があきましたが、継続するにはやはりゆとりあるペースで定期的な更新にしないといけないですね。

私のペースとしては1ヶ月に1記事あげられたら十分かな!(,,• ∇•,,ก)

 

風の噂では意外とこのコラムを読んでくださっている方もいるみたいで、ありがたいですね〜

星宿HPでは活動日記やイベントスケジュールが掲載されており、最近ではYouTube動画活動も始まったとか。

コラムはそのおまけ程度に読んで下されば幸いです( *´﹀` *)

 

さて、今年も9月が終わりかけ、残すところ3ヶ月…早い、早すぎる。

7~9月は久しぶりにドラマをリアタイして楽しみました!

 

私の家政婦ナギサさん

アンサングシンデレラ

私たちはどうかしている

 

…内容も良かったのですが何よりこの三番組はキャストが好きでした。

 

 

横浜流星、田中圭かっこいいですね〜

多部未華子、石原さとみ、浜辺美波…はい、好きです(っ'ヮ'c)

個人的に注目していたのは乃木坂OGである西野七瀬と若月佑美の活躍ですね〜現役時代から応援しているファンとしては、女優としての活躍がとても嬉しいです。

観月ありささんなど昔ドラマで主役を演じられていた女優さんが今ではベテラン役をやられていることにも感慨深いものを感じました(*´ノ旦`*)ズズー

「アンサングシンデレラ」

そんな中で個人的に興味をもったのは「アンサングシンデレラ(ヒーロー)」、この言葉です。

意味は"裏で支える存在"を意味しており、ドラマでは医師や看護師のように目立たなくても、薬と病気に関する専門知識を持ち、患者にとって話しやすい存在である薬剤師のことを指しています。

"裏で支える存在"という意味では医療の世界に限らず多くの分野で当てはめられる職業があるのではないでしょうか?

 

宇宙研究の世界ではどうでしょう?

 

やはりメインとなるシンデレラ、ヒーローは宇宙飛行士、人に限らなければ宇宙ステーション、宇宙望遠鏡もそのイメージにあてはまりますね(っ ॑꒳ ॑c)

ではアンサングシンデレラ(ヒーロー)は誰でしょうか?

私も知らないお仕事をされている方もたくさんいるので一概には言えませんが私と同じエンジニア目線でみたらアンサングシンデレラ(ヒーロー)はロケットなど宇宙航空機を開発しているエンジニアもその一端ではないでしょうか。

 

宇宙飛行士はロケットに搭乗する際、また宇宙での作業を終えて帰還した際に大々的に名前や活動報告などが報道されていますね。

その裏で名前こそ出てきませんが宇宙航空機製作に携わるエンジニアは何人いるのでしょうか?

 

JAXAを例に上げると、総職員数は1550人、内70%(1085人)がエンジニアだそうです。

1000人以上ものアンサングシンデレラ(ヒーロー)が、一回の搭乗で10人に満たない宇宙飛行士を安全に宇宙に送るという面で支えているのですね。

 

エンジニアはただ作るだけでは駄目なのです。

宇宙飛行士と同じ知識をもって、宇宙飛行士の命の安全を確保しつつ、効率のよく仕事をできる機能を開発する、正に裏で支える存在です。

今回は余談が少し長くなりましたね。

ではそんなアンサングシンデレラ(ヒーロー)であるNASAのエリートエンジニアによって開発されたヒーロー(主人公)「ハッブル宇宙望遠鏡」の輝かしい活動記録を記載していきたいと思います!!

 

 

╰( ^o^)╮-=ニ=一=三 【閑話休題】 三=一=ヽ(・ω・ヽ*) キャッチ!!

 

 

第4回目は「木星」です。

木星といえば太陽系惑星最大であり縞模様や大赤斑などが有名な惑星ですが、まだまだ研究すべきことは沢山あるようで、NASAでは継続してハッブル宇宙望遠鏡から送られてくる写真を解析することで研究が続けられています。

ここでいう写真とは単純に可視光だけを捉えたものではなく、目に見えない紫外線、赤外線等を合成させたものを含んでいます。

 

NASAは

「この紫外、近赤外光で撮影した木星の画像は、巨大惑星のまったく新しい視点を研究者に提供し、惑星のヘイズ(気象)と粒子の高度と分布に関する洞察を提供する」

と述べています。

 

では初めに木星の基本情報を見てみましょう。

 

キホン|\⊂('・ω・)

 

・大きさ(赤道半径):71,492km  ⇒ 地球の約11倍Σ(・□・;)
・質量(地球に対して):317.83倍
・平均密度:1.33g/cm³
・公転周期:11.8622年
・自転周期:0.414日 ⇒ 時間にすると9時間56分と地球の半分以下Σ(・□・;)

木星で有名な縞模様ですが、この正体は大気中に浮かぶアンモニアの氷の粒でできた雲です。

縞模様の色の違いは、雲の粒の大きさや雲の厚さ、微量に含まれる元素の違いなどと言われています。

 

ではここからがNASAの研究報告(2020年9月17日記事)です。

ハッブル宇宙望遠鏡は木星の荒天を監視するための言わば、「気象衛星」として機能しているといわれています。

今回の報告タイトルは

「Hubble Captures Crisp New Portrait of Jupiter's Storms」=「木星嵐の鮮明な新しい画像を捉えた」

 

実際に掲載された木星画像です。

Fig.2 (https://hubblesite.org/contents/news-releases/2020/news-2020-42)

上の写真は2020年8月25日に撮影された最新の木星画像です。

 

注目していただきたいのは左上(北半球中部の緯度)に見られる明るい白く伸びた嵐です。

この嵐は時速560キロで惑星の周囲を移動しています。

嵐はこの地域で6年ごとに発生するのが一般的であり多くの場合一度に複数の嵐が発生しますが、ハッブルが捉えた写真は嵐の進化の初期段階です。

 

プルーム(白い上昇流)の後ろには、「赤、白、青」の色が付いた小さな丸い渦が見られます。

通常は消散し、雲の色と風速の変化のみを残しますが、これらは長く続く渦として発生し続けました。

以下、筆者は理解できませんでしたが、これは土星で発生する嵐と似た特徴を見せており、嵐から放出される大量のエネルギーを大気中の水蒸気が支配する可能性がある為だと説明されています。

 

つまり大気中の水の豊富さが長く続く渦に関連している可能性があるということのようです。

(-ω-;)ウーン。。。。難しい

 

またハッブルはもう一枚興味深い写真を捉えていました。

Fig.3 (https://hubblesite.org/contents/news-releases/2020/news-2020-42)

左側が通常の可視光、右側が可視光に加え紫外線、近赤外光を加えて画像処理されたものです。

特徴的なのは赤みがかっている部分青みがかっている部分が顕著に見えていることですね。

 

この写真では、特に極(北極、南極側)の高度が高い位置の木星の大気の一部が、紫外光を吸収する大気粒子から赤く見えています。

逆に、青い色の領域は、惑星で反射されている紫外線を表しているようです。

 

大赤斑はとても赤く見えていますね。

この写真は先ほど説明した左上(北半球中部の緯度)に見られる明るい白く伸びた嵐の後ろについている塊(=嵐)も赤く見えており、大赤斑同様の特徴から長く続く嵐となる証拠であることを研究者に伝えているのです。

 

NASAの研究報告はさらに詳細に記載されていますが今回のコラムここまで^^

 

はるか昔から観測されている木星ですが、その実態はまだまだ研究段階なのですね。

木星の縞模様は画像で見ても望遠鏡で見てみても綺麗で神秘的です。

NASAの内容は難しいですが、いかにも研究報告的な感じですね。

 

「もし木星におちたら?」

 

そこで少し臨場感?恐怖?を味わえるYouTube動画を見つけました。

タイトルは「【恐怖】木星に落ちた者の末路……」です。

バイエンスというチャンネルです、是非ご覧ください。

 

 

どうでしょうか?

なかなか恐怖を感じる動画ではないでしょうか?

いかに地球が生物が生きていける最上の環境であるかがよくわかりますね。

 

このバイエンスというチャンネル内では木星の他にも、土星、海王星に落ちたら?やブラックホールに飲み込まれたら?などの動画もあげられています。

興味ある方は是非ご覧になってください\(^o^)/

以上が第4回目のコラムとなります。

次回予告

 

 

超新星爆発でその寿命を終えるであろうと言われているベテルギウス。

そのベテルギウスでいくつかの調光(増光、減光)が見られているようです。

果たしてこの現象はベテルギウスの寿命に関する兆候なのか、はたまた全く別の現象なのか?

ハッブル宇宙望遠鏡がその実態を捉えました。

 

ではまた次回!!ヾ( ´ー`)ノ~ばーい

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