猪名川天文台-関西の天体観測スポット(hoshiyado)

関西でおすすめの天体観測スポット

天文サークル星宿が実体験を元に紹介する関西でおすすめの天体観測スポット

 

第一弾は猪名川天文台です🌟

 

この天体観測地の魅力を一言で言うと「初心者&女性に優しい」です。
天体観測するなら猪名川天文台

 

〒666-0204 兵庫県川辺郡猪名川町柏原尾野ヶ嶽1−1
正式名称は「猪名川町立猪名川天文台」

この天体観測地のおすすめポイントは3つあります。

猪名川天文台で天体観測がおすすめ「立地」

1つ目、そして最大のおすすめポイントが「立地」です。

梅田から70分
神戸から80分
京都から90分

どこからでも行きやすい!
関西の猪名川天文台
でも星も見える!

流石に光害が全くないとは言いませんが、絶妙に周りが山で囲われており天体観測の初心者、中級者であれば十分に満足できる星空が望めます。

新月の日であれば数メートル先にいる人が誰かわからない程度には暗くなります。

天体観測が初めての方や天体望遠鏡の練習、一眼レフカメラの練習場所としてとりあえず最初に紹介するのがココ「猪名川天文台」です。

天文台の麓まで入り組んだ山道を通ることもなくたどり着くことができ、天文台の山を登っていくと綺麗に拓けた天文台が見えてきます。

山頂の天文台よりも少し下った駐車場の方が直接的な光害がなく暗いので、流星群など人が多く集まる日でなければ駐車場で天体望遠鏡を組み立てるのもアリだと思います。

まずは猪名川天文台でいろんなノウハウを学んで慣れてからいろんな天体観測地を巡ってみるとより楽しめることでしょう。
関西の猪名川天文台で天体観測

関西で天体観測「重要なトイレ事情」

2つ目のおすすめポイントは「綺麗なトイレ」です。

たかがトイレと侮ってはいけません。

天体観測地のトイレが古くて真っ暗、虫だらけなんてザラでありますからね。トイレがない場所も多いです。

そんな中でここまで綺麗に整備された無料で使えるトイレはなかなかありません。もちろん24時間使えます。

彼女を連れて最高の星空を見に行こうとしている彼氏さん。悪いことは言わないので、最高の星より最高のトイレがある天体観測地を選んであげて下さいね。夏でも山の夜は冷えますからね。

虫の入りにくい締め戸、電灯も水も自動で手を触れる必要はありません。

一回行けば分かってもらえると思います。天体観測のトイレ事情。

ちなみに猪名川天文台の駐車場は砂利で山頂はグラウンドのような整えられた地面なので靴が汚れたり生い茂った山道を歩くこともありません。
猪名川天文台の駐車場 天文サークル

関西の天文サークルで楽しむ「光害」

3つ目、最後のおすすめポイントは「光害」もとい「景色」です。

駐車場では山頂より暗い中で天体観測を楽しむことが出来ます。その駐車場から数分歩いた山頂の天文台は360度拓けていて屋根付きのベンチがあったり見晴らしのいい雰囲気ある天体観測地が広がっています。

社会人サークルでも大学生サークルでも楽しめる
大阪方面を見ると山の間から小さく街並みが見え、たとえ曇っても景色を楽しめるのが猪名川天文台が天体観測初心者へおすすめと言われる理由の一つです。

普通なら天体観測にとって街明かりはないに越したことはないのですが、猪名川天文台ではちょっとしたアクセントとして撮影するに楽しい控えめな街の光が届きます。

比較的暗い駐車場では天体望遠鏡や星空を楽しみ、山頂では雰囲気や景色を。違う角度から楽しめる猪名川天文台は万人受けする安定の天体観測スポットです。

一眼レフカメラをお持ちなら星空だけでなく、星景写真を撮るのに適したスポットとなっています。

以上がおすすめのポイントです。

とりあえず天体観測地に迷ったら猪名川天文台に行っておいたら間違いないですよ。行きやすいですしね。

猪名川天文台はオートキャンプも出来るので、夏場はテントを張って楽しむことも出来るみたいです。(2018年で閉鎖)

真夜中しか行ったことがないので見たことはありませんが、時期によっては綺麗なガーデンも見どころらしいです。

初心者というよりは女性向けな天体観測地かもしれませんね。おしゃれに星空を嗜む一晩を過ごしたいなら猪名川天文台はアリだと思います。

ちなみに完璧な「真っ暗」を求めるのであれば数時間かけて山を越え和歌山へ向かうのがおすすめです。

和歌山の天体観測地も追い追い紹介していきますね。

あとはそうですね、猪名川天文台までの山道はなかなか鹿との遭遇率が高いです。鹿が飛び出してくるかもしれない運転を心がけた方が良いかと思います。

というわけで今回は「近くていろんな楽しみ方がある初心者・中級者向けの天文台」猪名川天文台をご紹介しました。
関西の天体観測における光害

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