銀河間の綱引き「偏った銀河 NGC 2276」(HIDA)

こんにちは、HIDAです。

コラム第12回目です。

先月は活動記録書いたので久しぶりのコラムです。

 

余談「推しのレ・ミゼラブルと予防接種」

 

やっと緊急事態宣言が解除されましたね~蔓防は残っていますが、なにか緊事が解けただけで少し窮屈感がなくなるな~と感じます。

 

今年は二年ぶりに乃木坂ちゃんの全国ツアー開催が発表されて久しぶりに夏が待ち遠しいです(∩´∀`)∩

私の推しが出演するミュージカル「レ・ミゼラブル」のチケットも入手しました(`・ω・´)

賛否ありますがオリンピックも近づいてきており、夏の甲子園も開催される!

プロ野球も阪神が絶賛首位独走中!

 

少しずつ元の日常が戻ってきている感じが・・・・いいぞ、戻ってきているぞ!
遊べるぞ!

 

8月にはコロナの予防接種受けれそうなので今年の後半は遊べるのかな~と期待しています。

ワクチンの安全性にまだ不安はありますが(;^_^A

早く日本製のワクチン承認してほしいですが、なかなかいろいろな思惑もあるんでしょうね~

とはいえ米国製はFDAを通しており、仕事柄FDAの厳しさは理解しているので個人的には問題ないだろうと楽観視しています^q^

 

さて、今回コロナで世界中が混乱に巻き込まれましたが、こういった未確認・未知のウイルスがパンデミックしたとき即座にリーダシップを張っていかなければならない組織がWHO(世界保健機構)になります。

今回もテドロス事務局長の手腕に賛否両論の意見が出ていましたよね。

 

WHOのシンボルマーク「杖と蛇」の由来とは

 

今回語りたいのはこのWHOのシンボルマークについてです。

コロナ影響でWHOがTVによく映るようになったので見たことがある人も多いと思います。

 

 

この話ご存じの方も多いかもしれませんがこのシンボルマークの中心の杖と蛇は医学と医療職の象徴であり、ギリシャ神話に登場し「治療の神」として崇められたアスクレピオスの持っていた蛇の巻かれた杖がモチーフになっています。

 

 

アスクレピオスといえばご存じの人も多いでしょう、夏の星座「へびつかい座」のモデルとなった人になります。

ギリシャ神話上最高の名医であり、蛇は脱皮することで若さを取り戻すことから健康のシンボルとされてきました。

 

https://seiza.imagestyle.biz/natu/hebitukaimain.shtml

 

星座も世界的なシンボルに関わっているんですね~

小ネタ程度に知っておいてもらえたらと思います^q^

夏の星座なので見頃はこれからですね!

大きい星座なのですが見つけるのは少し難しいかもです。

 

星宿の星空案内人さん達に見つけ方を教えてもらいましょう(∩´∀`)∩

7/10のイベントに参加される方はぜひ探してみてください!

 

 

╰( ^o^)╮-=ニ=一=三 【閑話休題】 三=一=ヽ(・ω・ヽ*) キャッチ!!

 

 

偏った銀河 NGC 2276

さて本題です。
今回のタイトルは

 

「LOPSIDED GALAXY NGC 2276」=「偏った銀河 NGC 2276」

[2021年5月27日 記事]

 

 

写真をご覧ください。

これはハッブルが捉えた銀河NGC2276の画像になります。

この渦巻銀河は1億2000万光年離れた、北の星座ケフェウス座にあります。

見た目はいたって普通の渦巻き銀河に見えますよね?

(何が普通なのかは知りませんが(`・ω・´))

 

NASAの研究員が注目したのはこの銀河、なんか中心が左上にオフセットしているな~、右側だけきれいな渦の一部になっていなくて外に引っ張られているように見える、要は偏って見えるな~ということです。

 

例として我らが天の川銀河を見てみましょう。

 

 

確かに綺麗な渦巻き銀河で、逆にNGC2276の方は偏って見えますね。

記事には以下のように書かれています。

「私たちの宇宙にある無数の渦巻銀河は、そのほとんどが目玉焼きのように見えます。中央の膨らみは卵黄のようなもので、卵白である星の円盤に囲まれています。」

「このハッブル写真の銀河は、まるで目玉焼きがフライパンから滑り落ちているように見えます。中央の膨らみは、周囲の円盤に対して1つの角でずれています。」

 

どうしてこのような偏った形になったのでしょうか?

「結論としてはこの写真には写っていませんが銀河の右側には隣接する銀河があり、その銀河の引力によって引っ張られているのです。」

「銀河は固体の物体ではなく、数百億の星の希薄な凝集体です。2つの銀河が近づくと、お互いの重力を感じ、綿菓子を引っ張るように歪んでしまいます。」

 

実はこのようにお互いの引力を感じる程、十分近くを通過する銀河間の「綱引き」は宇宙では珍しいことではありません。

似た有名な銀河として「子持ち銀河(M51 NGC5194とNGC5195) 」が上げられます。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/子持ち銀河

この写真ではNGC 5194(左側の銀河)の重力の影響で、NGC 5195(右側の銀河)の形がかなりいびつに歪められているのがわかります。

このように写真でんみると小さな絵ですが、広大な宇宙では巨大な銀河同士が干渉しあっている様子も多々見られるのです。

重力の大きい方に引っ張られる・・・・イメージするのは簡単ですが、銀河クラスの大きさでこれが行われていることを想像すると訳が分からなくなります。

 

宇宙の理屈を理解しようとしていくとゲシュタルト崩壊してしまいます(;^_^A

今回はハッブル宇宙望遠鏡が捉えた宇宙現象の一つとして上記を紹介いたしました。

 

以上が今回のコラムとなります。

 

宇宙動画「宇宙の果てに行った者の末路...」

 

では今回も面白い宇宙動画を一つ紹介して終わろうと思います。

追撃するように理解の追い付かない世界を疑似体験ということで、私のコラムではおなじみのチャンネル「VAIENCE(バイエンス)」の動画「宇宙の果てに行った者の末路...」です。

 

 

宇宙コラムは書いていて頭が疲れます。。。。

宇宙の神秘と書けばきれいに聞こえますが、一般人には理解の及ばない難しい世界にしか聞こえませんね。

 

ではまた次回!!ヾ( ´ー`)ノ

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